伊橋行政書士法務事務所

起業の想いと利益の関係

お問い合わせはこちら

起業の想いと利益の関係

起業の想いと利益の関係

2018/09/08

こんにちは!

 

東京は八王子市の「ひとり仕事人」伊橋行政書士です。

 

「相談者様どうされました?」

 

 

 

前回、創業・起業の難しさについて述べましたが、

起業のやる気を失わないでくださいね。

 

そして、準備の大切さをあげましたが、きょうは準備

の具体的なものについてお話ししましょう。

 

 

 

 

【どんな準備が必要なのか】

 

 

 

起業される方に聞くと、

 

「準備はしています」

 

と皆さん答えられると思います。

 

その準備の内容を聞くと、

 

  • 会社の設立手続をする
  • 必要な許認可を取得する
  • 事務所や店の物件を捜す
  • 部屋の中の備品を買う

 

などを答えられます。

 

でもこれらは事業や経営の準備と違って、

事業開始の手順・手続であって、会社を作る

手続に過ぎません。

 

 

「とりあえず形だけ整えて始めてしまって、

後から体裁やたりないこと補えばいい」

 

 

といった甘い気持ちはきっぱりとなくしてください!

 

 

将来10年先の生存率5%の中に、勝ち残って

いるために必要なことが、本当の準備であり、

今から起業家が考えていく準備なのです。

 

 

これはいいぞと思って始める事業を、長く継続

させるための準備をここからしていきましょう。

 

 

 

 

【自分がなりたい人生や生活】

 

 

 

さあやるぞ!

と思った思いや情熱こそ、皆さんが起業へと

駆り立てたものではありませんか。

 

 

会社のコンセプトというと難しいイメージですが、

どんな人生にしたいか、

そのための仕事は何か。

 

 

 

といった根本の情熱や思いこそが、事業で迷った

 

とき、選択を求められたときに大事なものになります。

 

 

 

 

 

会社が大事にする感情や思い】

 

 

 

何か抽象的なことばかり言っているように思われる

かもしれません。

 

でも、人が考えた、思った、情熱を持ったことは、

時として、事業を存続させるに必要な

利益や黒字体質、損益計画よりも重要になって

来ることがあります。

 

 

概念的で目に見えない「情熱や感情」を

「コンセプト」という時とともに育っていくような

形あるものに移し換えると良いでしょう。

 

 

分かりづらいかもしれませんが、

事業の利益や黒字体質、内部留保ばかりためて

いる会社ではなく、

地域の住民にとって、存在価値や存在意義

持つ事業を市民はけっして潰しません。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果的にその事業は、多くの利益を得ることに

なります。

 

 

 

 

 

【コンセプトと事業の利益の関係】

 

 

 

優良企業に関する具体的なデータ(ダイヤモンド社)

を見てみても、コンセプトのある企業の方が、無い

企業より1.7倍も多く利益を出しています。

 

 

5000社を超える企業のデータから読み取ると、

 

あきらかに「理念と利益」との間に相関関係が

 

あると言えそうですね。

 

 


 

 

情熱や思いといった情緒的なお話しで

ちょっと分かりづらかったかもしれません。

 

感情の動物である人間には、事業経営に当たっても

とても大事なファクターである。

ご理解ください。

 

 

きょうはここまで・・

お疲れ様でした。

 

 

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。