東京プロマーケット(TPM)の特徴
2018/09/17
こんにちは!
東京は八王子市の「ひとり仕事人」伊橋行政書士です。
「相談者様どうされました?」
きょうも引き続き「TPM」(TOKYO PRO Market)に
ついてのお話しです。
特に特徴ある中小企業、ベンチャー企業、医療開発
系で、「特色はあるが、知名度・信用度・資金調達、
人材確保など、どれか1つ足りない」
といった企業で、弱みを解決したいという会社に
関心を持ってもらいたいと思っています。
【TOKYO PRO Marketの特徴(デメリット?)】
デメリットとなるかどうか。
受取かた次第ですが、TPMでは次のような特徴
があります。
1.流動性が低い
TPMで株式を購入できる投資家が
プロ投資家(特定投資家)に限定されています。
市場において流動性が極端に低いです。
裏を返せば、個人投資家(一般投資家)に振り回され
ずに事業経営に専念・集中できます。
このことをメリットと感じているTPM上場会社も、
多くあります。
2.上場時の資金調達が困難
上場後の流動性が低いことから、現状では上場時
公募売出しを行っても資金が集まりにくい状況。
ほとんどの会社が、上場前に第三者割当増資を
行い、数千万円~5億円ほどの資金調達を
実現しています。
【TPMの開示等に関する特徴】
TPMは企業規模の小さな中小企業に配慮して
既存の他市場に比べて、いろいろな面で
開示基準が有利になっています。
- ①継続開示:東証に発行者情報を提出する
- (年2回)
- ②四半期開示:不要(年2回のみ)
- ③決算短信開示:45日以内(マザーズと同)
- ④J-SOX:任意
- ⑤会計監査人:任意
- ⑥常勤監査役:任意
- ⑦監査役会:任意
- ⑧内部監査室:任意
- ⑨インサイダー情報等の開示:マザーズなどの
- 上場企業と同基準で開示必要
では、TPM上場を果たした会社の経営者は、
TPM上場についてどう思っているのでしょう。
【TPM上場企業経営者の声】
1.東証上場企業になるという圧倒的信用を獲得した。
2.知名度が格段に向上した。
3.信用獲得により、大手取引先と取引ができた。
4.信用獲得で、銀行取引が有利になった。
5.業務提携や企業買収が実現した。
6.銀行借入において、社長の個人保証が外れた。
7.上場後の資金調達が実現した。
8.上場企業の社長や社員になって、モラールが
上がった。
9.さらに上の上位市場へのステップとなった。
ここで、TPM上場支援の実に75%を占める主幹事
証券会社・J-Adviserの「フィリップ証券株式会社」
の概要を見てみましょう。
フィリップ証券株式会社は、シンガポールを拠点とする
Philip Capital Groupの日本法人。
当グループはアジア全域、アメリカ、ヨーロッパ、オースト
ラリア、中東など世界16カ国に展開している。
世界23の証券取引所と繋がっているアジアを代表する
総合ファイナンスグループ。
TPMの全身のTOKYO AIM市場の立ち上げから
参画し、TPM上場第1号案件から手がけた。
されに、主幹事(J-Adviser)として、上場支援取扱
シェアもダントツでトップ。
TPM市場において、圧倒的なノウハウを持っています。
☆伊橋行政書士法務事務所は、フィリップ証券株式会社
と、TPM上場支援において、連携事務所となって
います。
きょうはここまで・・
お疲れ様でした。